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受講生さんからのご感想(オンライン講義&質問会)

今回もたくさんの学びや気づきをいただくことの連続でした。
医療の基礎知識や専門用語、具体的な会話表現、リアルな現場の様子など、
フランス語医療通訳をプロの先生方に直接教えていただけるのはこのスクールだけです。
受講の度にやる気がアップします ! いつも本当に感謝しております。

気づき ①
「フランス語医療通訳ができるようになりたい」と思い始めてから、「緊急時にパニックにならないよう、医療用語をフランス語で全て丸暗記しないと !!」と思い込んでいたのですが、今回、逆の考え方も教えていただいて、とても安心し、やる気もさらに湧いてきました。具体的には、「突然で言葉が出てこないこともある」という前提で、部位や痛みの表現、シチュエーション、会話例、対応方法、緊急連絡先や名前などを科ごと(心臓系、皮膚系、消化器系、婦人科系、神経・筋肉系、呼吸器系など)にノートやクリアファイルなどにまとめ、それを日頃から持ち歩き、いざという時にはそれを見ながら通訳する、というものです。美穂先生のファイル(左にまとめ、右にメモ欄)も見せていただいて、とても勉強になりました。

気づき ②
普段、どうしても意識が医療の基礎知識や専門用語をフランス語で覚える方に意識が向かってしまうのですが、日本語で準備できることもたくさんあるのだと、気づかせていただきました。例えば、薬局でどこまでなら対応できそうか事前にヒアリングをして調べておくことや、ガイドする予定エリア内に外国人対応可能なクリニックが何軒あるか事前にリストアップし、保険がない場合に相場がいくらくらいか情報収集しておくこと、「訪日外国人旅行者 受付診療マニュアル」を読み全体の流れを把握しておくこと(通訳者がどの段階で呼ばれるか理解しておくこと)、などです。日頃から自分で行動して日本語でも情報収集しておくことを心がけます。

気づき ③
大きな病院に救急搬送すべき3条件(意識朦朧、呼吸困難、大量出血)や、保険に入っていなくても普通のクリニックなら全額負担してもこれくらいという相場感、救急車を外国人の患者さん自身が拒否された場合の対応、旅行を早めて帰国してもらった方が良いケース、AEDをどのような流れで使うことになるのか、など、いつも質問にも一つ一つ丁寧にお答えいただきまして本当にありがとうございます。受講すればするほど、頭の中に自然と「対応チャート」ができてきたことに気がつきました。ズキズキ、ガンガン、チクチクの表現も知らなかったため、大変勉強になりました !